第11回公演 「八犬伝」 │
第10回公演 「BANANA FISH」 │ 第9回公演 「11人いる!」 │ 第8回公演 「WILD ADAPTER」 │ 第7回公演 「RAINBOW 二舎六房の七人」 │ 第6回公演 「最遊記」 │
第5回公演 「BANANA FISH」 │ 第4回公演 「最遊記」 │ 第3回公演 「11人いる!」 │ 第2回公演 「ペンシル」 │ 第1回公演 「太陽のうた」 │

宿命を、斬り抜けろ
今を去ること五百数十年の昔、室町時代後期、下総国結城で合戦があった。領主となった里見義実は伏姫という子を授かる。
ある時、伏姫の腹の中に八匹の犬の子がいると告げられる。義実が滅ぼした安房の元領主山下定包の妻玉梓の怨念が宿っていたのだ。
伏姫は自らの手で腹を切る。すると、腹から白い気が立ち、姫の首にかけてあった数珠の八つの大珠を包む、そして、天空に上って八方に散る。
時は流れ、武州大塚の犬塚信乃は、不思議な光を放つ珠と体に記される牡丹の痣を持っていた。信乃は、同じ珠、同じ痣、同じ運命を背負った男たちとの出会いを繰り返す。
運命に導かれ集った八犬士たちは、やがて、里見政権を奪わんとする管領連合軍との戦いに挑む…